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28日の東京株式市場は前日の欧米株の上昇の流れを受けて、取引時間中としては9月2日以来、約2カ月ぶりに9000円台を回復した。一時159円高をつけるなど朝方は大幅続伸で始まったが、その後は9000円台前半での小幅の動きが続いた。
終値は123円93銭高の9050円47銭。終値ベースでの9000円台は9月1日以来となる。
全銘柄を値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同8.64ポイント高の771.43。売買高は20億6000万株と20億株を超えた。売買代金は概算で1兆4934億円の大商いとなった。
取引開始後に買いが一巡した後は、連日の止まらない円高ドル安への警戒感が強まり、上値が重く伸び悩んだ。業種を問わず大手銘柄が比較的順調に値を上げるなど、半数以上の銘柄は株価を上げたが、中間決算で業績が不振だった企業や中堅企業は値を下げている。
連日、売買が集中して株価が乱高下しているオリンパスは、経営の混乱が長期化するとみられ、株価は138円安の1217円と大幅反落。この日も520億円の売買代金で東証トップとなった。
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